Experience IT
IT化を体験する
使ってみないとわからない。だからまずは体験。
業務のIT化を検討するとき、多くの企業が「どんなシステムが自社に合うのか」をイメージしにくいという壁にぶつかります。
実際に触れることが、その壁を越える最も確実な方法です。
The Problem
Why IT adoption fails
「導入してみたら合わなかった」が起きる理由
業務システムの導入失敗でよく聞かれるのが「高額なSaaSを契約したが、自社の業務フローに合わなかった」というケースです。提案資料やデモを見て「良さそう」と判断したものが、実際に使い始めると現場にとっては使いにくかったり、業務の流れと合わなかったりします。
スクラッチ(フルオーダー)開発の場合はさらに難しく、完成するまで実物を見られないため、「思っていたものと違う」という問題が起きやすくなります。
How to Experience
What "experience" means
IT化の体験とは何か
IT化の体験とは、単に操作画面を見ることではありません。「このシステムを使うと自社の業務がどう変わるか」を具体的にイメージできる状態になることです。
そのためには、実際に近い条件でシステムを動かしてみることが必要です。自社の商品・取引先・業務フローに合わせてデータを入力し、実際の業務手順を一通り試してみる。その過程で「ここは使いやすい」「この操作は現場には合わない」という判断が生まれます。
この体験があることで、本格的なシステム導入の判断精度が上がり、導入後の定着率も高まります。
Common approaches
一般的なIT化の体験方法
IT化を検討する際によく使われる体験方法として、SaaSの体験版・フリーミアムプランの活用があります。kintone・Salesforce・NotionなどのSaaSは、無償または低価格で一定期間・一定機能を試せるプランを提供しています。
この方法のメリットは、すぐに試せることとコストがかからないことです。一方で、汎用的なSaaSの体験では「自社固有の業務フローに合うかどうか」を検証しにくいという限界があります。サンプルデータや初期設定の状態で触れることはできても、自社の実データを入れて実際の業務を一通り試す段階までたどり着く前に、トライアル期間が終わってしまうことも少なくありません。
また、そもそも自社の業務がパッケージ型のSaaSに合うかどうかわからない段階では、何を試せばよいかの判断も難しくなります。体験の前に「自社がどんなシステムを必要としているか」の整理が必要になるケースがあります。
Alcogy's OSS
Free, open-source business systems
OSSプロダクトで体験する
AlcogyはCRM・仕入管理・BtoB発注の3つの業務システムをオープンソースとして公開しています。デモサイトで操作を試すことも、自社環境に導入して実際の業務で使うことも、無償で行えます。
これらは「体験用のサンプル」ではなく、実際の業務で使用できる水準で開発されたシステムです。自社のデータを入力しながら業務フローを試すことで、「IT化するとどうなるか」を具体的に体験できます。
Cork
CRM / SFA
顧客情報・商談・営業活動を一元管理。営業プロセスの可視化と顧客との関係構築をシンプルなインターフェースで実現します。
こんな業務に — 営業管理・顧客台帳・商談進捗の把握
Galway
仕入管理
発注・入荷・在庫を一元管理。取引先ごとの発注履歴や納期管理など、仕入業務に必要な機能を凝縮しています。
こんな業務に — 仕入管理・在庫把握・取引先管理
Limerick
BtoB 発注システム
取引先への発注フローをオンライン化。発注書の作成・送付から承認・受領確認まで、紙やメールに頼らない発注業務を実現します。
こんな業務に — 発注業務のデジタル化・取引先との連携
すべてのプロダクトはソースコードも公開しており、自社環境への導入・改変も自由です。
From experience to custom development
体験からオーダーメイドへ
OSSプロダクトを試してみて「ほぼこれで良いが、ここだけ自社に合わせたい」という場合、AlcogyではOSSをベースにカスタマイズした業務システムの開発も対応しています。
また、OSSを使った体験を通じて「自社に必要な機能・不要な機能」が明確になっている状態でシステム企画・PoCを始めると、プロトタイプの検証がより精度の高いものになります。「IT化のイメージ」を持った状態でPoCに臨むことで、短期間で要件を固めやすくなります。
体験 → PoC → 本開発という流れは、業務システム導入の失敗リスクを最も下げるアプローチのひとつです。